退職祝いにのしってなに?のしに関する疑問を解決!

131月 - による staff2 - 0 - お役立ち情報

のしとは?

・のしとは

贈り物を送る時によく耳にする、「のし」。

なんとなく紙で巻いてあるあの赤色のもの?そう思われる方もいるかもしれません。

現代で贈り物によくまく紙のことは通称「のし紙」といい、 いわゆる「のし」はその中の右上のマークのことを指します。

・のしの由来

のしは元来、アワビを干して引き伸ばして贈り物につけていたことが始まりと言われています。

当時アワビは長生きや繁栄の象徴だったので、大切な贈り物には相手の繁栄を祈る気持ちを込めて、よく用いられました。

・現代ののし

現代では、さすがに干したアワビを贈り物につけることは少なく、 熨斗紙(のしがみ)といって、のしと水引きが印刷された紙を巻くのが一般的な通例となっています。 結婚祝いや出産祝い、退職祝いなど、様々な場面で熨斗紙(のしがみ)は使われています。

 

水引とは?

水引とは、のし紙にのしと一緒に印刷されている紐のことをさします。

実は一言で水引といっても色や紐の本数、結び方に色々な種類があるんです。

まず水引の色について、

結婚式や入学祝い、定年退職などのおめでたい時の贈り物につける場合は「赤色と白色」や「赤色と金色」、「赤白」、「金色と銀色」などの組み合わせの紐が用いられます。

一方でお葬式などの時は、「黒」や「銀」、「白色と黒色の組み合わせ」や「黄色と白色」、「青色と白色」などの色の組み合わせの紐が使用されます。

次に本数について、

おめでたい贈り物の時(出産祝いや退職祝いなど)は、1、3、5、7、9などの奇数の本数の紐を用います。

また、 結び方は、下記の3つの種類があり、色々な場面に応じて使用されています。
・あわじ結び

・結び切り

・蝶結び(花結び)

 

のしの準備の仕方

お世話になった方への退職祝いや、友人の結婚祝い、親戚の入学祝いなど、贈り物をするときは熨斗紙(のしがみ)をつけるのがマナーです。

ここでは、のしの用意の仕方をご紹介します。

 

熨斗紙(のしがみ)の表書きとは?

熨斗紙(のしがみ)には、「御礼」や「祝還暦」などの文言が真ん中の上部、水引の上あたりに記載されているのを見たことがあるでしょう。

これは、表書き(おもてがき)と言われるもので、その贈り物やプレゼントを贈る目的を記載するところです。

ちなみに表書きを記載する際は、文字が水引や熨斗にかかってはいけないので気をつけるようにしましょう。

 

贈り主の名前を水引の下に記載

熨斗紙を準備する際は水引の下のスペースに贈り主の名前を記載しましょう。

 

職場の同僚へのみんなからの退職祝い、のしには連名で名前を記載しても大丈夫?

連名で熨斗紙に名前を記載すること自体は問題ないのですが、いくつか注意すべきポイントがあります。

まず、男女連名の場合は男性を右側に、女性を左側に書くようにしましょう。

また、先輩や年上の人を右側に記載します。

同僚でかつ同性の方と一緒に連名で記載する際は、名前をアイウエオ順で先の人を右に記載すると良いでしょう。

なお、多くの人で贈り物をするときは、代表の人のみの名前を記載し、その左に「他一同」、「有志一同」などと記載するようにしましょう。

 

退職祝いなどの熨斗紙テンプレート

熨斗紙のテンプレートがダウンロードできるサイトもあるので、忙しい方は下記の参考サイトから実際にテンプレートをダウンロードして見て、
名前と表書きだけ自分で書くようにすれば簡単ですし、時間も節約できます。
下記のサイトは色々な熨斗紙のテンプレートがあるので便利ですよ。

熨斗のテンプレートが豊富なサイト