ご両親へ贈りたい 健康を気遣う思いやりプレゼント
50代・60代ともなれば、次第に健康が気になってくる年代です。お父さんやお母さんがこの年代の方は、ご両親の健康はとても気にかかるのではないでしょうか。
しかし、「体に気をつけるように話しても、なかなか気持ちが通じ合わない。」「お酒も適量にしてほしいんだけど…。」そんな風に感じることはありませんか?
そこで今回は健康に関する贈り物についていくつかの例をご紹介したいと思います。どうしたら良いか迷った時に選択肢のひとつにしていただけたらと思います。
1.間を置くことが大切
検診や人間ドッグの結果が、治療を要しない「生活習慣を見直すように」という程度の体調の場合は、「まだまだ自分は大丈夫」と思ってしまうものです。本来はこの時点での生活改善がとても重要なのですが…。子供としては心配なあまり、いろいろアドバイスしたり注意を促したりしたくなりますが、頻繁に言うと逆に相手の心に届かなくなります。子供にお母さんが勉強しなさいと言い過ぎると、勉強する気が無くなる…、あれと同じです。ちょっと言いすぎたな、と思ったら、一旦しばらく間を置いてみると良いです。(もちろん、治療を要する場合はすぐに医師の指示に従ってくださいね。)
2.メッセージをプラスした贈り物をしたり、一緒に出かけたりする
周りが健康に関して話題にしなくなると、ご本人が自分で問題点を考えるようになります。もちろんご本人が一番自分の体のことをわかっていらっしゃいます。
その時点で、さりげなくプレゼントを贈ったり、可能であれば一緒にスーパーなどで食材を買ったり、簡単な料理を作ったりするのはいかがでしょうか。
プレゼントを贈る場合大切なのは、メッセージを加えることです。あくまでサラリと伝えます。メッセージカードに書いてもいいですし、贈り物自体にメッセージを入れてもいいですね。
3.おすすめの健康を気遣うプレゼント
体重計(体組成計)や血圧計
これは今の状況のプレゼントとしてはかなりストレートですね。ご本人のせっかくの前向きな気持ちを壊さないように、「自分も使っているんだけど、とても使いやすいので、もし気が向いたら測ってみてね。」などと、軽くメッセージを加えてみてはいかがでしょうか。
タオル
体を動かすことを促す意味で、「ファイト!お父さん」とか、「お母さんスポーツ専用」など、メッセージカードをつけて。
お店によっては刺繍などでメッセージを入れることもできるので利用してみてもいいですね。
ビアグラス・タンブラー・焼酎グラス
飲み過ぎに注意を促すメッセージを添えて。
「明日は休肝日!」や「おっと飲み過ぎご用心」など。
こちらも名入れプレゼントにすれば、手に取るたびに思い出してもらえそうです。
エプロン
お父さんやお母さんと料理を一緒に作る際に、さりげなくプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
4.一緒にスーパーへ出かけたり料理を作ったりする
食材について話し合いながら買い物をすると、お父さんやお母さんがどんなものが好きか、日頃どんなものをよく食べていらっしゃるかわかります。いろいろ話を聞いて、アドバイスできることがあれば伝えるようにします。
さらに一緒に簡単な料理を作るのもいいですね。とくにお父さんの場合は、料理に慣れていない方も多いので、簡単な作りやすい一品を一緒に作り、料理に興味をもってもらう「きっかけ」になるようにします。料理に関心が向くと、健康に対する意識も強くなります。
お孫さんも一緒に参加すれば、ワイワイ楽しくなりそうですね。ご両親と離れて暮らしている場合は、次回会うときにはレパートリーが増えているかもしれませんよ。
お父さんお母さんには元気に楽しく暮らしてほしい。そんなあなたの優しさはきっと伝わります。
プレゼントやちょっとした買い物や料理をきっかけに、ゆっくりと少しづつ心が通じ合うといいですね。